今年に入って唐突にホロスターズにハマった
本当は全員宛てにファンレターを書きたい。いやたぶん、私は近いうちに本当に手紙を書くだろう。これはその予行演習みたいなものである。
ホロスターズとは、カバー株式会社が運営しているVTuberプロダクション「ホロライブプロダクション」の中にある男性VTuberグループ。
同じプロダクションでも、ホロライブという女性VTuberグループのほうは聞いたことがある、と言う人も多いのではないかと思う。
実際私自身、昨年まではホロライブ単体のヲタクだった。
ときのそらちゃん、大空スバルちゃん、星街すいせいちゃんを中心に、ホロライブのみんなをまんべんなく見るタイプのヲタクだったので、ホロスターズのことも知っていた。
ただし、白上フブキちゃんや夏色まつりちゃんとコラボして、おもしろいことになってるお兄さんたち、レベルの印象。
仮面ライダー好きだったし、オウガという名前の人がオーガのベルトを買ったツイートも知っていた。
どついたれ本舗の歌を歌ってた人たち。
まつりちゃんと3Dコラボしてた超上手い人。
フブちゃんとパスタの歌歌ってたイケおじ。
断片的な「好き」を感じながら、それでもホロスターズ全体を理解していたわけではなかった。
彼らが3Dになっていくことも、2021年12月にライブがあることも、友人Aちゃんのリツイート等で知りながら特に意識を向けてはいなかった。
それが2022年になって、まるで坂を転げ落ちるように、変わってしまった。
コロリと転がった「好き」という気持ちの雪玉が、どんどんと大きくなっていく。
自分でもびっくりするようなハマり方だった。
今認識しているきっかけ
きっかけは、夕刻ロベルさんの『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』実況配信だった。
ブレワイがめっちゃおもろいと聞き、どんなものか内容が気になった私は「ホロスターズの人」がやってるな、と思って何気なくクリックした。
本当に何気なく。
夕刻ロベルと言う人は、めちゃくちゃよくしゃべる人だった。
私はそもそも、ゼルダの伝説にも、夕刻ロベルという人にも詳しくない。
いきなり「おねショタの匂いがする」と言い出した時は、正直「何言ってんだwwwww」と思った。
ちょっと変な人で、ゲームに慣れている人というわけでもなさそうだが、とても楽しそうにゲームをする人だ。
私は基本的にゲーム全般に詳しくないので、すごい技術を見てもよく分からない。
ただ、キャラクターのセリフをうまく読み取って返したり、本人が楽しみながらゲームをしている姿は好きだ。
この人はいいなと、その時に思った。
ただしリアタイについては、配信時間が2時間を超えたあたりで止めた。
ホロライブのさくらみこちゃんと、戌神ころねちゃんの24時間配信「みっころね24」へと切り替えた。
みっころね24を見ながら確認したら、8時間ぶっ続けでやっていて、配信モンスターはここにもいたのかと思った。
それから、ロベルさんの過去の配信を少しずつ見るようになっていた。
あ、この人、どついたれ本舗の人か。
「しゃっくり」ってサムネイルなんだそりゃ。
24時間雑談配信したってマジか?
競馬同時視聴とか、男性Vっぽいなぁ。
切り抜きで見たことを、元動画へと飛んで見る。
それを繰り返した。
私のYouTubeくんはおすすめにロベルさんが出ている動画をピックアップし続けている。
本人の配信はもちろん、ホロプロ内外の人とのコラボ動画、切り抜き。
お腹がよじれるほどに笑った。
関西弁っぽいしゃべり方が心地よかった。
自分の下半身と話す企画なんて訳の分からない枠のサムネイルを見た時は、気持ちよく吹き出した。
私事でとても疲れていた私を、彼のしゃべりが少し癒してくれた。
ファンとしては無力
私は男性VTuberの集まりは、こんな感じなのか、とホロスターズを通して知った。
私はジャニーズのアイドルである「Kis-My-Ft2」が好きだったので、男の子だけで遊んでいる時のわちゃわちゃを見るのが好きではあったのだが。
プラットフォームの違いか、NGの少なさか。
とにかくホロスターズのほうが色んな意味で激しかった。
『AmongUs』のプレイでの殴り合いに笑い。
てぇてぇなかけあいに微笑みをこぼし。
「Pentas」が好みすぎて泣いて。
そして私は気が付けば、彼らが「ここにいたるまで」を考えていた。
ホロスターズとしてデビューしてから、どんな苦労があったかを、私は知らない。
なんせハマってまだ3週間ほどだ。
ツイッターで検索をかけると、時々マイナスな発言がヒットした。
ホロライブとホロスターズとのコラボが少ないことに気が付いてはいたが、気になる人はやっぱり気になるんだよな…と、事実に思い当たり勝手に一人落ち込んだ。
たまたま見つけた、アルランディスさんと律可さんの配信にメッセージを送った。
本当にありがたいことに私が送ったメッセージを読んで下さった。
二人が返してくれたコメントは「フラットに楽しんでくれているのがいい」だった。
泣きたくなった。
今まで知らなくて本当にごめん、と思った。
ライブの配信チケットは気が付くのが遅すぎて結局買えなかった。
事情があって誰のメンバーシップにも入れない。
私は無力だ。
こうやってファンレターを書く事しかできない。
花咲みやびくんの優しい声が好きだということ。
奏手イヅルくんの男の子らしい歌声が好きだいうこと。
アルランディスさんのタフな精神が好きだということ。
律可さんのどこまでも伸びていく透き通った歌声が好きだということ。
岸堂天真くんのふわふわした言動が好きだということ。
夕刻ロベルさんのうるさいほどのおしゃべりが好きだということ。
影山シエンくんのヲタクの性癖を刺してくるのが好きだということ。
荒咬オウガさんの低くて綺麗な声が好きだということ。
好きなところがたくさんあることを、書き連ねることしかできない。
書き連ねることだけならばできるので、私はやっぱりファンレターを書きたい。
完全な余談だが、スバルちゃんのメンタル力・コミュ力・企画力はロベルさんと相性良さそうだから、二人で関西弁混じりにおしゃべりしてほしいという気持ちがある。